自己導尿用改造ズボン 大きく開くことをねらって
自己導尿の際、大きく開けるズボンが欲しくて、ジャージのズボンを改造。腹部のテープでずり落ちを防止。
(写真と動画の人物は私です。)
https://gyazo.com/4b00588e31acc245046b13bbb127a48b
ズボンを開く(動画)
https://youtu.be/a4mz3MzB6iY
ズボンを閉じる(動画)
https://youtu.be/P89Z5cdzdOk
腹部ベルトをゆるめる(動画)
https://youtu.be/bnltL9IIT8Q
腹部ベルトをしめる(動画)
https://youtu.be/pU3Aqw0-yyo
【ファスナーを縫う」先にファスナーを縫い付けてから、ジャージズボンを切ります。
先にジャージズボンを切ってしまうと、ファスナーの縫い付けが難しくなります。
https://gyazo.com/2b4a1baf13f2ad4825e3bc6faa9d7d8b https://gyazo.com/c7a62759fc1631174639946eab4ff420https://gyazo.com/ad0f1c2d509f9092fd6d9c337b24c269
前の縫い目の両側を切ります。
切った後、ほつれ止めとファスナーのスライダーがひっかかることを防ぐため、ジグザグ縫で両横を縫って押さえます。
【腹部ベルト】
ファスナーを開いた時に、ズボンが落ちてしまわないように、お腹のところを止めるベルトをつけておきます。骨盤の上の骨の前端くらい(上前腸骨棘)を繋ぐ形でベルトを渡します。硬いテープが当たると皮膚の擦れが心配ですから、バイアステープを利用すると良いでしょう。厚みも少ないのでゴワゴワしません。このベルトを自分で、緩める・締めるためには、ダブルリングの細いものを使いました。リングの皮膚にあたるところで傷ができないか、いつも確認してください。
ダブルリングの上側に、リリース用にループをつけてみました。
https://gyazo.com/cb064254efeadd747e7fe01331331902
リリース用ループは幅をぴったりにして、腰がしっかりしたものが欲しかったので、補修布(アイロン接着のもの)を3重に折りたたんで熱接着し、それを上側に角リングの両横に通しチクチク縫いました。
腹部ベルトは、ファスナーを締めることで、ズボンの上の部分まで閉じることができるようにゴムの引っ張り強さを調整する役割も持っています。後ろのゴムの引っ張り具合、前のベルトを閉めた時に適切な位置になるように調整しながら縫います。
ゴムと一緒に絞って結ぶ紐が通っているズボンの場合、ズボンの横のところで適切な長さで止まるように結び目を作って縫っておきます。
実は、大きく開く、腹部ベルトは伸ばせるけれどつながったままというつくりですので、更衣の際の介助では少しやりにくくなってしまいました。ベルトが足に引っかかったりという具合ですね。しかし、ベルトを取り外せるようにすると捻れたりするため、現状ではこの方法でとどめています。